2015年12月12日、中國の王毅（ワン?イ―）外相は、北京で行われた「國際情勢と中國外交」をテーマとしたシンポジウムの開會式で講演し、南シナ海の領(lǐng)有権をめぐる問題について、「一部の國や域外の勢力による、紛爭を激化させ、緊張をつくり出す行為に斷固反対する」と述べた。中國の通信社、中國新聞社が伝えた。

王外相は、「中國は歴史的事実を尊重することを基礎(chǔ)とし、『海洋法に関する國際連合條約』を含む國際法および中國とASEAN（東南アジア諸國連合）諸國が合意した共通認(rèn)識に基づき、自らの合法的?合理的な領(lǐng)土主権と海洋権益を守る」とした上で、「一部の國や域外の勢力による、紛爭を激化させ、緊張をつくり出す行為に斷固反対する」と述べた。

また、「中國側(cè)は、地域の國々が普遍的に賛同している『複線構(gòu)想』に基づき、直接當(dāng)事國が対話を通じて紛爭を解決し、ASEAN諸國と共同で南シナ海の平和と安定および航行と飛行の自由を守り続けていきたい」とも指摘した。（翻訳?編集/柳川）