2015年12月10日、ボイス?オブ?アメリカによると、中國で北部を中心に極めて深刻な大気汚染が発生しているが、自動車の排出ガスのみならず、山西省などの石炭業(yè)がその原因になっている。それでも中國は石炭業(yè)を縮小させることはできないという。13日付で中國紙?參考消息（電子版）が伝えた。

あまりにもひどいスモッグに、ある母親は「心配でならない。子どもはのどを痛めるなど體調(diào)を悪くしてしまい、子どもを連れて出勤しなければならなくなってしまった?？床·筏胜椁扦鲜耸陇鉁盲皮筏蓼Α工炔粶氦蚵─椁筏?。しかし、スモッグの主要原因の一つとみられる山西省大同市の炭鉱では現(xiàn)在も24時間態(tài)勢で石炭が掘られており、減産の様子は見られない。

大同炭鉱グループの責任者は、たとえ産出量が過剰になろうと、生産し続けるしかないと話す。操業(yè)を停止すれば給料が支払えなくなり、20萬人もの作業(yè)員が路頭に迷うことになるためだ。スモッグ対策のための減産もリストラの計畫もここでは聞いたことがないとしている。

石炭が掘られ続ける中、深刻さを増すスモッグに、各地方政府には多くの苦情が寄せられている。しかし、北京市の取った対策はスモッグ予報を強化するだけで、市民は恐々とする日々を送っている。中國のエネルギー構造が石炭採掘を主要産業(yè)とする省や多くの國営?民間企業(yè)とその労働者を守るためのものとなっている現(xiàn)狀では、中央政府以外に解決策は探れないだろう。（翻訳?編集/岡田）