2015年12月15日、ある調(diào)査報(bào)告によると、中國(guó)の小?中?高校生が自宅で宿題に取り組む時(shí)間は、世界平均の2倍にあたる1日平均3時(shí)間という。大量の宿題をこなすため、學(xué)生たちは「宵っ張り族」とならざるを得ず、睡眠時(shí)間は7時(shí)間に満たない。これほど頑張っても、毎日、やり終えることができなかった難しい宿題が殘る。そのために、保護(hù)者の3割以上が子供の「宿題代行」をしている。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。

これらのデータは、學(xué)習(xí)支援アプリ「阿凡題」が発表した「全國(guó)小?中?高校生學(xué)習(xí)ストレス調(diào)査」による。調(diào)査報(bào)告によると、學(xué)生が毎日宿題に費(fèi)やす時(shí)間は、「2時(shí)間」が26．4％、「3時(shí)間」が44．9％、「4時(shí)間」が28．7％。平均すると1日3時(shí)間に達(dá)し、この數(shù)値は、フランスの3倍、日本の4倍、韓國(guó)の6倍に相當(dāng)する。ある児童を基準(zhǔn)にすると、1年間で実質(zhì)9カ月通學(xué)し、長(zhǎng)期休暇中の宿題の時(shí)間を合わせると、計(jì)300日に上る。1日3時(shí)間で計(jì)12年間、累計(jì)で1萬(wàn)時(shí)間以上を宿題に費(fèi)やす。調(diào)査報(bào)告によると、宿題をするために、中國(guó)の學(xué)生たちは、4032回のコンサートを逃し、8985回のサッカー大會(huì)に出場(chǎng)できなかった計(jì)算となる。

宿題に取り組む時(shí)間は多くの學(xué)生が睡眠時(shí)間を削って捻出する。學(xué)生たちの睡眠時(shí)間は総じて7時(shí)間未満。午後11時(shí)まで起きている學(xué)生の割合は、小學(xué)生が18．2％、中學(xué)生が46．3％、高校生に至っては9割近くに達(dá)した。

このうち、貴州省の學(xué)生で午後11時(shí)まで起きている學(xué)生の割合は3割近くと、全國(guó)「宵っ張り省」の首位に立ち。青海省（28．6％）とチベット自治區(qū)（26．4％）がこれに続いた。

また、「毎日遅くまで頑張って宿題に取り組んでも、難しい問(wèn)題が殘ってしまう」と答えた學(xué)生は30％近くに達(dá)した。この問(wèn)題には、保護(hù)者もお手上げのようだ。統(tǒng)計(jì)データによると、「もう諦めるよう子供に勧める」保護(hù)者は44．9％、「仕方がないので子供の代わりに宿題をやる」と答えた保護(hù)者は32．7％を占めた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KM?編集/武藤）