2015年12月16日、上海青年報(bào)によると、18年に韓國(guó)で開(kāi)催の平昌冬季五輪で使用するスキー競(jìng)技會(huì)場(chǎng)の建設(shè)工事が遅れていることを不安視する見(jiàn)方が強(qiáng)まっている。

スキー競(jìng)技會(huì)場(chǎng)は、建設(shè)工事が14年5月正式にスタートし、15年11月には完成する予定だった。しかし、財(cái)政難や用地の環(huán)境問(wèn)題などにより工期が遅れ、現(xiàn)在も4割ほどしか完成していない。16年2月には平昌五輪のテストマッチとしてワールドカップがこの會(huì)場(chǎng)で実施される予定だが、それには1月20日までに建設(shè)が完了している必要があり、関係者の間には「完成したら、奇跡としか言いようがない」など、悲観的な聲しか聞かれない狀況だ。

余りにずさんな狀態(tài)に、國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）の提案する日韓共同開(kāi)催案が再び浮上する可能性も出ている。テストマッチが間に合わなかった場(chǎng)合には、IOC調(diào)整委員會(huì)が一部スキー競(jìng)技を歐州か日本での実施を勧告することは必至とみられる。関係筋は「歐州では遠(yuǎn)すぎる。長(zhǎng)野大會(huì)の経験もある日本での開(kāi)催が現(xiàn)実的で、その可能性は高い」と話している。

會(huì)場(chǎng)の建設(shè)が間に合わないとなれば、平昌五輪の國(guó)際的信頼性はさらに落ちることになる。韓國(guó)の組織委員會(huì)は人員と建設(shè)機(jī)器を増やし、夜を徹して建設(shè)を急いでいる。なお、平昌五輪組織委員會(huì)はリージュとボブスレー、スケルトンの3種目について、1988年に長(zhǎng)野大會(huì)を開(kāi)催した日本での実施を検討していたことが14年12月に報(bào)じられている。（翻訳?編集/岡田）