2015年12月17日、マレーシアとシンガポールを結(jié)ぶ高速鉄道の建設(shè)計(jì)畫をめぐり、環(huán)球時(shí)報(bào)は「地元紙が、最終的には日中による受注競爭が起きると予測している」と報(bào)じた。

間もなく入札が行われる同プロジェクトは両國首脳が昨年発表したもので、費(fèi)用は120億ドル（約1兆4700億円）が予測されている。2020年前後の完成を目指し、約330キロの線路を敷設(shè)する計(jì)畫。これにより、現(xiàn)在6?7時(shí)間かかる移動時(shí)間が90分に短縮される見通しで、マレーシア政府関係者は14日、中國鉄路総公司を含む複數(shù)の海外企業(yè)を面談に參加するよう要請していることを明らかにした。

シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は16日付で、「マレーシアに駐在する中國の外交官が『最良の財(cái)務(wù)プランを提示する』ことを明らかにした」と紹介。中國はこのプロジェクトへの參加に強(qiáng)烈な意欲を示している。

また、マレーシア華字紙?南洋商報(bào)は同日、「爭奪戦が激しさを増している」と指摘し、中國側(cè)の資金面での強(qiáng)さに言及。一方、今年8月に日本の國土交通大臣がマレーシアを訪れ、日本の技術(shù)力を売り込んだことに觸れ、同國のナジブ首相が新幹線の安全性を高く評価する発言をしたことも取り上げた。同紙は「最終的には日本と中國による受注獲得爭いが繰り広げられる」とし、雙方が提示する條件以外に政治的な思惑も選択に影響を及ぼしてくると指摘した。（翻訳?編集/野谷）