2015年12月17日、現(xiàn)代快報によると、中國江蘇省南京市の地下鉄に乗っていた母子の姿に、中國國內(nèi)から稱賛の聲が寄せられている。

この親子の姿が目撃されたのは地下鉄1號線の南京駅で、長距離バスから地下鉄に乗り換えた際、乗り物酔いを起こしていた男の子が車內(nèi)で嘔吐。そばにいた母親はすぐさましゃがみこみ、持っていたティッシュペーパーで床の汚れをきれいに拭き取った。さらに、この様子を見た別の乗客が男の子にあめ玉を差し出したという。

目撃者がこの情報を中國版ツイッター?微博（ウェイボー）に書き込んだところ、大きな反響を呼び、「溫かい気分になった！」「こういう母親に育てられた子どもはきっと立派な人間に育つ」などのコメントが寄せられた。また、地下鉄公安分局の責(zé)任者は「車內(nèi)で嘔吐しても乗客が自分で片付けることはほとんどない。通常は終點まで放置され、清掃員が処理している」と指摘。この記事を読んだネットユーザーからは「“人間ができている”とはこういう人のことを言うんだ」「稱賛しないわけにはいかない」「こういう人ばかりならいいのに」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/野谷）