2015年12月20日、韓國のテレビ局MBCによると、民間航空機を改造した韓國大統(tǒng)領(lǐng)専用機にはミサイル防衛(wèi)能力がないため、軍當(dāng)局が防御裝置搭載を計畫しているが、予算削減により一部機能の設(shè)置が見送られた。

対象となっている防御裝置は、イスラエルの防衛(wèi)企業(yè)エビット（Elbit）が製作した指向性赤外線妨害裝置で、機體を狙って飛來するミサイルに妨害電波を発射して追跡機能を麻痺させる対空ミサイル防衛(wèi)システムだ。

空軍は昨年10月、大統(tǒng)領(lǐng)専用機のリース契約更新を契機に、エビット社の指向性赤外線妨害裝置と誘導(dǎo)弾の接近警報器を搭載した対空防衛(wèi)システムの設(shè)置を計畫していたが、関連予算が國會で削減されたため誘導(dǎo)弾の接近警報器の購入が不可能に。結(jié)局、韓國防衛(wèi)事業(yè)庁が12月初めに結(jié)んだ2600萬ドル（約31億5000萬円）の契約に、誘導(dǎo)弾の接近警報器は含まれなかった。さらに、リース機への設(shè)置を目的とした防御裝置の販売を拒んだエビット社の説得に手間取ったことで契約自體も遅れたため、実際の設(shè)置は1年遅れの2017年にずれ込む予定だ。

この報道に、韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「大統(tǒng)領(lǐng)専用機がリースとは…」

「ミサイルの防御裝置じゃなくて、ミサイル自體を搭載しろ」

「大統(tǒng)領(lǐng)専用機なのに、なぜ予算が通らないんだ？」

「大統(tǒng)領(lǐng)専用機は大統(tǒng)領(lǐng)が國のために働くときに使うものだが、現(xiàn)狀、仕事より海外旅行に使っているようなものだ。こんな狀態(tài)でミサイル防御裝置まで設(shè)置する必要はない」

「そんなに急がなくても、次の大統(tǒng)領(lǐng)に代わってからでも良いんじゃないか？」

「そもそも韓國の大統(tǒng)領(lǐng)機をミサイルで狙うようなテロ集団がいるのか？」

「米國の大統(tǒng)領(lǐng)専用機のまねか？」

「私たちは米國や日本のような大國ではない。ミサイル防御裝置の設(shè)置は金がもったいない気がする」

「豊かな國の大統(tǒng)領(lǐng)専用機ならともかく、あえて韓國がそのような裝置を設(shè)置する必要があるかな？」

「KF?X（韓國型次世代戦闘機）も獨自技術(shù)で開発できると言っているのに、ミサイル防御裝置くらい獨自開発できないのか？」（翻訳?編集/三田）