こだわりの「共産黨」テーマのレストラン、トイレを「解放區(qū)」と名づけ話題に―北京市

2007年11月5日、北京市の地元紙「北京晨報(bào)」は同市內(nèi)にある今話題のレストランを取材した。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)共産黨をテーマにしたこのレストラン。従業(yè)員はすべて八路軍兵士や紅衛(wèi)兵の制服姿で、店內(nèi)の壁は黨の偉人や英雄の寫(xiě)真で埋めつくされている。テーブルはすべて小型の四角い木製で、椅子は竹製という質(zhì)素なもの。トイレに向かう通路の壁には作戦地図が張られ、赤い矢印と「解放區(qū)」の文字が書(shū)かれている。矢印の方向にあるのは「トイレ」だった。

「解放區(qū)」と名づけられたトイレについて、「ある意味、解放される場(chǎng)所だから、ピッタリ」と好意的な意見(jiàn)の客もいるが、年配の利用客は「ふざけすぎ」と感じるようだ。

同レストランの経営者は「確かに不謹(jǐn)慎だと批判するお客もいるが、このレストランは個(gè)人のもので、政治や思想とは無(wú)関係。ただみんなに楽しんで食事をしてもらいたいだけだ」と話している。（翻訳?編集/本郷智子）