2015年12月21日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は、英紙フィナンシャル?タイムズの報道を引用して、高速鉄道受注競爭が激化する中、日本が陰で中國をおとしめていると報じた。

10月には、日中が受注を目指したインドネシアの高速鉄道を中國が受注することが決定した。一方、日本も先日、インドの高速鉄道プロジェクトの受注が決まった。フィナンシャル?タイムズによると、こうした狀況について日本の政府高官は、「高速鉄道の輸出競爭が過熱しているが、本當に購入しようという國は少ない」と語ったという。経済発展の象徴として導(dǎo)入を検討する國は數(shù)多くあるが、高速鉄道は少なくとも二つ以上の大規(guī)模都市を結(jié)ぶ必要がある上、都市間の距離は遠過ぎても近過ぎても意味がなくなるからだ。

北京交通大學(xué)の趙?。ē弗悭?ジエン）教授も、「海外市場は決して多くはない」とし、「たとえばタイではバンコクと結(jié)ぶ十分な規(guī)模の都市がないことが問題。ベトナムではハノイとホーチミンは大都市だが、その距離は1160キロもある」としている。

安全性を売りにする日本と、低コストを売りにする中國の競爭はますます激化しそうだが、記事は「禮儀正しいと言われてきた日本も、高速鉄道の契約交渉においてはそうは見えない」とし、中國がインドネシアの高速鉄道を受注したことについて、日本政府高官が裏で「（中國に）きちんとしたビジネス計畫はなく、実現(xiàn)不可能な約束をしている」と話していると伝えている。（翻訳?編集/北田）