2015年12月22日、武漢晩報によると、中國の北京発武漢行きの國內(nèi)便の機內(nèi)で、酒に酔った乗客の男が騒動を起こし、ロープで拘束されるという事態(tài)が発生していたことが分かった。

騒動が起きたのは20日夜で、酔いが回った男は離陸後に大聲を出し始め、「たばこを吸いたいから」と隣の席の乗客にライターを要求。行動がエスカレートしたため機內(nèi)の係員が制止を試みたが男の抵抗を受け、やむなく拘束用ロープで男が身動きできないようにする措置を取った。

男はその後の取り調(diào)べの際にも酔いがさめず、そこで休むよう指示されたが翌21日午前3時ごろに再度騒ぎ始め、以前手術(shù)を受けた腰のあたりが「痛くてたまらない」と主張。警察はすぐに救急車を呼ぶなどの対応に追われたが、検査で異常は見つからなかった。

朝になって警察から機內(nèi)での出來事を聞かされた男は強い反省の意を示したものの、公安當(dāng)局は10日間の行政拘留処分を下した。今回の騒動をめぐり、空港警察側(cè)は「航空業(yè)界には高度な安全性が求められる」と指摘し、「ある乗客の酩酊（めいてい）が他の乗客に明らかな影響を及ぼす場合、航空會社はこの乗客の搭乗を拒否できる」と説明した。（翻訳?編集/野谷）