2015年12月21日、中國(guó)メディア?網(wǎng)易は「日本には食品偽裝などない？いや、たくさん起きている！」と題した記事で、日本は食品自給率が40％程度でしかなく、食品や原材料の多くを輸入に頼っているが、國(guó)産食品の偽裝問(wèn)題は枚挙にいとまがないと伝えた。

08年には九州の水産會(huì)社が中國(guó)産アサリを日本産だと偽って販売するなどの事件が起きており、年間の食品偽裝摘発件數(shù)は4000件を超えたが、それでも偽裝はなくなっていない。

安価な輸入品を高価な日本の國(guó)産品と偽って販売する手口が多く、ウナギのような漁獲數(shù)が減り輸入に頼らざるを得ない品目は偽裝の対象になりやすい。

現(xiàn)在日本で流通しているウナギは8割が中國(guó)や臺(tái)灣から輸入されたものとなっているが、日本人の多くは輸入品を嫌い、國(guó)産品を好む傾向が強(qiáng)いことを背景に、數(shù)年前には臺(tái)灣産ウナギを國(guó)産として巨額の利益を上げていた會(huì)社の社長(zhǎng)が逮捕される事件も起きている。

日本の食品偽裝が跡を絶たない背景には、國(guó)産品の數(shù)が減ったことで味や品質(zhì)よりも「輸入品ではなく、國(guó)産である」という點(diǎn)ばかりに注目するようになった日本の消費(fèi)者心理や、段ボール肉まんや毒入り冷凍ギョーザ、メラミン混入粉ミルクなど立て続けに起きた中國(guó)の食品関連事件による輸入食品に対する不信感などがある。（翻訳?編集/岡田）