2015年12月23日、アン?リー（李安）監(jiān)督の映畫「ラスト、コーション」に主演した俳優(yōu)トニー?レオン（梁朝偉）について、チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督に似せて老けメークを施した、と美術デザイナーが明かしている。新浪が伝えた。

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07年のベネチア國際映畫祭で金獅子賞に輝き、アン?リー監(jiān)督の代表作の1つになった「ラスト、コーション」。同作に參加した香港人美術デザイナーのライ?パン（樸若木）が、トニー?レオンが演じた日本軍の諜報機関幹部についての秘話を明かした。當初、アン?リー監(jiān)督が考えていたキャスティングは、中國映畫界の巨匠チャン?イーモウ監(jiān)督の起用だった。ライ?パンも「これ以上はないキャスティング」と考えていたという。

トニー?レオンの起用が決まった後も、ライ?パンの中では、一度でき上がっていたチャン?イーモウ監(jiān)督のイメージが頭から離れなかった。そこでメーキャップ擔當にチャン監(jiān)督の寫真を渡し、その顔に似せた感じの老けメークをリクエストしたという。

當初メーキャップ擔當者はトニー?レオンの反応を恐れ、手が震えるほど緊張し、なかなかメークができなかった。しかし、逆にトニーが擔當者をなだめて勵ます姿を目撃したライ?パンは、「素晴らしい俳優(yōu)だと実感した」と語っている。（翻訳?編集/Mathilda）