2015年の中國(guó)の出來(lái)事を振り返る「中國(guó)10大ニュース」。5本目は、中國(guó)が第2次世界大戦終結(jié)70周年を記念して行った軍事パレード。

9月3日、中國(guó)北京で「中國(guó)人民による抗日戦爭(zhēng)および反ファシズム戦爭(zhēng)への勝利70周年大會(huì)」が行われた。習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席は演説で、「中國(guó)は永遠(yuǎn)に覇を唱えず、永遠(yuǎn)に拡張しない」と平和的発展を強(qiáng)調(diào)し、「中國(guó)軍の兵員を30萬(wàn)人削減する」とも宣言した。一方で、軍事パレードに登場(chǎng)した8割以上の兵器が初めて披露されるもので、米國(guó)をはじめ國(guó)際社會(huì)に軍事力を誇示する狙いがあったことは明らかだった。兵員の削減についても、ハイテク裝備に予算を振り分けて軍備の近代化を進(jìn)めたいという狙いが見(jiàn)え、直接軍縮につながるとは考えにくい。

今回の軍事パレードは、その出席者をめぐっても物議を醸した。韓國(guó)の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)や國(guó)連の潘基文（パン?ギムン）事務(wù)総長(zhǎng)が出席したことについて、日本政府や世論から批判の聲が上がった。特に潘事務(wù)総長(zhǎng)の出席について、日本の外務(wù)省は「中國(guó)の記念行事は、いたずらに過(guò)去に焦點(diǎn)を當(dāng)てるもの。國(guó)連として中立的な姿勢(shì)を示すべきだ」などと懸念を表明。しかし、日本と同盟を結(jié)ぶ米國(guó)は、「悲劇的な戦爭(zhēng)を戦い、命を落とした犠牲者を敬うのは適切だと考えている」と事務(wù)総長(zhǎng)の出席は適切であるとした。このほか、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は出席、村山富市元首相は急病のため出席を見(jiàn)送った。

ドワンゴが運(yùn)営する日本最大級(jí)の動(dòng)畫サービス?ニコニコ動(dòng)畫が、中國(guó)中央テレビ（CCTV）の提供で軍事パレードの様子を日本で生放送したことも話題となった。（編集/北田）