2016年2月21日、韓國(guó)?ソウル新聞はこのほど、まるで言い掛かりのような理由を付けたむちゃな告訴?告発が韓國(guó)で増加している実態(tài)を報(bào)じ、「韓國(guó)は告訴?告発が多過(guò)ぎて疲れ切っている」と伝えた。

記事によると、昨年韓國(guó)の検察?警察に屆けられた告訴?告発は51萬(wàn)2679件、11年から5年で12．7％増加、人口100人當(dāng)たり1件の割合に上っている。問(wèn)題は、このうち検察が「容疑なし」として不起訴処分とした事件が34萬(wàn)2622件、実に66．8％を占めているということだ。これは検察が統(tǒng)計(jì)を取り始めて以降、最も高い數(shù)値だ。

記事が挙げた実例は、35歳の失業(yè)者が樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)を殺人未遂容疑者として訴えたというもの。職に就けず自分が飢え死にしそうなのは「大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)の経済をきちんと取り仕切っていないから」というのだ。誰(shuí)が考えても不起訴と分かりそうなものだが、こうした理由で大統(tǒng)領(lǐng)を殺人未遂容疑で告訴する例は、毎年30?40件はあるという。

また、周辺から「告訴王」と呼ばれる73歳のつわものもいる。この男は03年に墓地の問(wèn)題で起こした民事訴訟で敗訴が決まって以降、腹いせなのか12年間で346件もの告訴を行い、しまいには自分が虛偽告訴罪で起訴され有罪判決を受けた。

こうした狀況に、ある検事は「無(wú)分別な告訴?告発のせいで、急ぎの兇悪犯罪の捜査にも支障が出ている」と話している。一方韓國(guó)のネットユーザーからは、告訴?告発に肯定的な見(jiàn)方のコメントが多く寄せられている。

「肩がぶつかっただけでも訴えられて示談金を求められる世の中だ」

「そのためにロースクールを作ったのでは？弁護(hù)士を増やすだけじゃなくて、検事も裁判官もたくさん誕生させて競(jìng)爭(zhēng)させればいい」

「告訴や告発をしないと解決できないくらいに駄目な狀況っていうこと自體が問(wèn)題」

「法律自體が不公平だと考える人が多いことの表れ。検事も裁判官も反省すべきだ」

「國(guó)民性に問(wèn)題がある。小さい頃からの人格教育が大切だ」

「正直にやっていても、當(dāng)事者の機(jī)嫌が悪ければ告訴されるような國(guó)。殺人犯の悪口すら、周?chē)欷文郡驓荬摔筏胜い趣い堡胜ぁ?/p>

「真面目にやってる人が痛い目に遭う社會(huì)の現(xiàn)実。実に恐ろしい」

「訴えた案件が不起訴になったら、告発者から罰金を取るようにすればいい」

「韓國(guó)人は隣人や親戚同士でも、お互いに失敗すればいいと思っているくらい。他人同士ならなおさらだよ。深刻な國(guó)だ」（翻訳?編集/吉金）