2016年6月28日、韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)は英國(guó)の歐州連合（EU）離脫は11月に行われる米大統(tǒng)領(lǐng)選にも影響する可能性があると指摘した。英國(guó)のEU離脫を促した國(guó)民感情は米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)選候補(bǔ)ドナルド?トランプ氏の理念に合致するという。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

英國(guó)のEU離脫が決まった後に発表された米ワシントン?ポストと米ABCラジオによる世論調(diào)査では、民主黨のヒラリー?クリントン候補(bǔ)の支持率は51％で、トランプ候補(bǔ)を10％以上リードする結(jié)果となった。しかし、調(diào)査が行われたのは20?23日で、23日に開(kāi)催されたEU離脫の是非を問(wèn)う國(guó)民投票の影響を十分反映したものではない。

ワシントン?ポストの解説者は、トランプ候補(bǔ)の構(gòu)想は現(xiàn)在の政治體制から脫卻する「チケット」のようなもので、その點(diǎn)では米國(guó)版EU離脫のような存在とも捉えられると指摘。英國(guó)における國(guó)民投票の結(jié)果が米國(guó)の潛在的な不満を揺り動(dòng)かし、大統(tǒng)領(lǐng)選の大勢(shì)にも影響する可能性があるとしている。

専門(mén)家の多くは、英國(guó)のEU離脫の背景となった移民への反感や支配層への怒り、不満、失望は自由貿(mào)易やグローバル化を否定するトランプ氏の新孤立主義の理念や感情に合致するとし、トランプ氏に有利に働くと分析している。

一方、米CNNは、米國(guó)にはEU離脫のような現(xiàn)象は起きないとしている。英國(guó)の國(guó)民投票はEUからの離脫という特定の問(wèn)題に対して行われたが、米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)選はさまざまな問(wèn)題や評(píng)価から候補(bǔ)者に票を投じるものであり、直接投票と間接投票という違いがあるとした。また、英國(guó)の有権者は90％が白人だが、米國(guó)では白人は69％という違いもあると指摘している。（翻訳?編集/岡田）