2015年1月4日、中國外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官は定例會(huì)見で、中國が南シナ海上空に防空識(shí)別圏を設(shè)定する可能性について問われ、「安全保障上の情勢における判斷と需要に基づき、総合的に考慮して決める」と答えた。中國メディア?人民網(wǎng)が伝えた。

中國が南シナ海?南沙諸島の永暑（ファイアリー?クロス）礁に新設(shè)した飛行場で試験飛行を行ったことに対し、ベトナムは抗議する聲明を発表した。

華報(bào)道官は、この問題をめぐり、中國が南シナ海上空に防空識(shí)別圏を設(shè)定するかどうか、また中國の人工島に他國の軍用または民間の航空機(jī)や船舶が接近した際に警告を行うかどうかについて問われ、「中國は南沙諸島と周辺海域に爭いようのない主権を有しており、永暑礁の新飛行場での試験飛行は完全に中國の主権の範(fàn)囲內(nèi)の事情だ」と主張。その上で、「中國は一貫して國際法による各國の航行?飛行の自由を尊重している。防空識(shí)別圏の設(shè)定は、安全保障上の情勢における判斷と需要に基づき、総合的に考慮して決める。南シナ海の情勢は現(xiàn)在、安定していると認(rèn)識(shí)している。南シナ海地域の平和と安定の維持に向け、中國は関係國と共同で努力を続けることを望んでいる。関係國は艦船や航空機(jī)で武力を誇示すべきでなく、実際の行動(dòng)で中國と共に南シナ海地域の平和と安定を維持すべきだ」と述べた。（翻訳?編集/柳川）