2015年1月3日、中國新聞網(wǎng)は臺(tái)灣?聯(lián)合報(bào)の報(bào)道を引用し、臺(tái)灣の北海岸一帯で捕れる魚の種類がこの30年間で4分の1にまで減ったと報(bào)じた。水産資源の枯渇が想像を超えるスピードで進(jìn)んでいる現(xiàn)狀に、専門家の間からは「臺(tái)灣は近い將來、魚のいない島になってしまう」と危懼する聲が上がっている。

このデータを示した臺(tái)灣?中央研究院の生物多様性研究センターの責(zé)任者によると、調(diào)査のきっかけとなったのは約40年前の原子力発電所建設(shè)計(jì)畫。原発建設(shè)前と稼働後の生態(tài)の変化を調(diào)べたいとの意見が持ち上がり、研究チームが1987年から観察を開始した。

途中で10年間中斷したため、集まったデータはその前後の19年分。研究チームの記録から魚の種類が120種類から30種類にまで減ったことや、高値で取り引きされる魚類が減少していることが明らかになった。

同責(zé)任者はこの結(jié)果について「さまざまな生物が消失の危機(jī)を迎えているということ。生態(tài)にとっての30年間はとても短い時(shí)間で、30年後には自然の魚が食べられなく可能性もある」と指摘。さらに「魚の減少には多くの原因がある」として、亂獲や環(huán)境汚染、生息地の破壊、気候変動(dòng)などを挙げている。（翻訳?編集/野谷）