2016年1月5日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)によると、昨年12月下旬、南シナ海?スプラトリー（中國名：南沙）諸島のフィリピンが実効支配するパグアサ（同：中業(yè)）島に、中國の南シナ海での領(lǐng)有権主張に反対するため上陸したフィリピンの若者グループがこのほど、同島滯在時の寫真や映像を公開し、中國海警局の船やヘリコプターが同島周辺を巡視していたことを明らかにした。

若者グループによると、中國のヘリはパグアサ島上空を低空飛行し、低畫質(zhì)の攜帯電話でも撮影できるほど近づいた。また46708番の海警船も毎日、同島周辺に出現(xiàn)したという。

フィリピンメディアによると、同國の若者47人は昨年12月26日、パグアサ島に上陸。アキノ大統(tǒng)領(lǐng)は「若者たちの愛國心は認(rèn)める」と理解を見せた上で、「他の方策で政府の立場を支持すべきだ」とした。

これを受け、中國外交部の陸慷（ルー?カン）報道官は同28日、「中國は中業(yè)島を含む南沙諸島に爭いようのない主権を有している」とした上で、フィリピンに対し「違法に侵略?占領(lǐng)した中國の島しょから一切の人員と施設(shè)を撤去し、地域の平和と安定および中國とフィリピンの関係に不利となることを二度としないよう促す」と強(qiáng)い不満を表明した。（翻訳?編集/柳川）