2016年1月26日、中國の不動(dòng)産市場(chǎng)は長(zhǎng)年の急速成長(zhǎng)で多くの在庫を抱えた。在庫をいかに消化するかが今後のポイントとなるが、この問題は企業(yè)だけでなく地方政府にとっても悩みの種となっている。シンガポール華字メディア?聯(lián)合早報(bào)網(wǎng)が伝えた。

中國國家統(tǒng)計(jì)局のデータによると、2015年11月現(xiàn)在、中國の販売中の不動(dòng)産は約6億9600萬平米で、建設(shè)中や建設(shè)予定を含めると全體で約63億平米。過去3年間の平均販売量を基準(zhǔn)に計(jì)算すると、在庫を全て消化するためには5年の時(shí)間が必要となる。

中國の地方政府は財(cái)政収入を得るために不動(dòng)産の供給を拡大しているが、需要が伸び悩んでいるために在庫が増えている。一方で北京や上海といった主要都市では供給が需要に追い付かず不動(dòng)産価格が高騰するなど、不動(dòng)産市場(chǎng)の不均衡が深刻となっている。

2015年12月に開かれた中央経済活動(dòng)會(huì)議では、2016年の中國経済の5大課題に不動(dòng)産の在庫消化が挙げられており、不動(dòng)産市場(chǎng)の発展が中國経済の成長(zhǎng)にとって重要な要素であることがわかる。在庫消化の措置として、出稼ぎ労働者の定住化や不動(dòng)産購入の支援などの提案が政府から出ているが、需要が低迷している地方都市では期待できないと専門家は指摘する。

専門家は、「在庫消化は短期間で解決できる問題ではない。根本的に解決するのなら、地方都市で雇用を創(chuàng)出し、定住人口を増やすべき。地方政府の不動(dòng)産供給を抑えることも必須條件となる」と述べている。（翻訳?編集/內(nèi)山）