2016年1月7日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米國土安全保障?。―HS）が「米國に流れ込むコピー商品の90％以上が中國からのものだ」と指摘した問題で、中國の専門家がこれに反論した。

DHSは先ごろ発表した報(bào)告書の中で「2014年に稅関が押収したコピー商品は約2萬6000件、正規(guī)品の価格に換算すると約12億ドル（約1415億円）」と述べ、これらの60％以上が中國本土から、20％以上が香港から流入したと指摘。香港からのものも本土で生産されたとみており、コピー商品の中には衣料品や高級ブランドグッズに混じって自動車部品や醫(yī)療用品もあったと説明した。

これに対し、精華大學(xué)米中関係研究センターの周世倹（ジョウ?シージエン）高級研究員は、中國のコピー商品問題を認(rèn)めながらも「非現(xiàn)実的な數(shù)字」と指摘。中國が米國にとって最大の貿(mào)易パートナーになっていることを挙げ、「コピー商品が本當(dāng)にこれほど多ければ、米國の市場も消費(fèi)者も受け入れがたいはず」との考えを示した。さらに、知的財(cái)産権保護(hù)に向けた中國政府の努力に言及し、「これは米國政府も認(rèn)めるところ」と説明。ただ、立法から施行までには1つの過程があり、國家レベルの取り組みでも100パーセントの発生回避は難しいとも語った。（翻訳?編集/野谷）