2016年1月11日、中國のインターネット上にこのほど、「日本の田舎の実體験、私たちの想像とまったく違った！」と題する記事が掲載された。

記事は、「田舎と言えば多くの人がイメージするのは、田んぼがあり、交通が発達(dá)しておらず、買い物に不便なところだろう」としながら、日本の小さな都市はそれに反して非常に便利で、衣食住において大都市での生活と遜色ないか、それ以上だと伝えている。

まず、田舎での生活は大都市の喧騒はなく、生活上のストレスも大きくないのが良い點(diǎn)だという。環(huán)境面では、空は都會(huì)と比べて非常に青く、空気も澄んでいる。道路も非常に清潔でごみもほとんどないといい、「大げさでなく、靴を1週間磨かなくてもピカピカのまま」と表現(xiàn)されている。さらに、「日本の環(huán)境保護(hù)意識(shí)は素晴らしく、川の水や山林は一切汚染されていない」と絶賛する。

次は買い物だ。記事では、「日本の田舎には買い物する場所がないどころか、大型のショッピングセンターがいくつもあり、ブランド品から生活用品まで、買えないものはほとんどない」と紹介している。店舗數(shù)は少ないながらラーメン店や焼肉店も數(shù)多く、食に不自由することもないという點(diǎn)もポイントが高い。また、これも數(shù)は少ないが、自動(dòng)販売機(jī)があちこちに設(shè)置されていることが便利さにつながっているという。これは、自動(dòng)販売機(jī)自體が少ない中國で生活する人ならではの視點(diǎn)と言えるかもしれない。

住居については、たとえばアパートなら家賃2?4萬円から借りられ、5?6萬円になるとそこそこ良い物件が見つかると紹介している。購入を考えるなら、日本式の戸建の家が比較的安く買えるのも魅力だという。さらに、地方での移動(dòng)に欠かせない自動(dòng)車も安く買える。駐車料金がかからない場所も多いほか、月々の駐車場代は都市部の數(shù)分の一程度で済むのも良い點(diǎn)だとされている。

記事は最後に、「日本は先進(jìn)國で、地方の生活水準(zhǔn)も大都市と大差はない。大都市には大都市の便利さがあるが、地方には地方の安らぎがある」としている。都市部と地方の格差が大きい中國人の目には、日本の「田舎」は想像以上に暮らしやすい場所に映ったようだ。（翻訳?編集/北田）