2016年1月9日、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で、麻生財務相が急落している人民元について、「買い支えも簡単ではない」と警告したことを伝える投稿があった。

麻生財務相?金融相は8日、中國は人民元を買い支えているが、中國の外貨準備率は大幅に減少しており、買い支えを続けるのは簡単ではないと指摘した。この點を踏まえて投稿者は、「中國は人民元安が続くことを許容せざるを得ない。人民元安は中國から多くの資本が流出する可能性があり、経済通貨としての競爭性を失うかもしれない」と論じた。

これに対して中國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「敵だけが本當のことを話してくれる」

「日本の財務省が中國経済の心配をしてくれているのか」

「つまり人民元はまだまだ下がるということか」

「人民元安は元気のない輸出関連にとっては助けになるのでは？」

「もっと下がれば日本へ旅行する中國人も減るね」

「人民元はさらに安くなるべきだ。そうでないと大量の中國人が日本で買い物するし、中國の工場がベトナムやフィリピンに移ってしまう」

「でも中國の外貨準備率は超巨額だけどね」

「（中國経済が）優(yōu)等生かどうかは最終的に明らかになるだろう」

「清朝のころから、中國官僚のことを一番分かっているのが日本なんだよな」（翻訳?編集/山中）