2016年1月13日、一財(cái)網(wǎng)によると、ソニー（中國(guó)）有限公司消費(fèi)電視営業(yè)本部の謝飆（シエ?ビャオ）総裁は、6?9日（現(xiàn)地時(shí)間）に米ラスベガスで開(kāi)催された世界最大の家電見(jiàn)本市コンシューマー?エレクトロニクス?ショー（CES）の開(kāi)催期間中に取材に答えた際、「これからの3?5年間が重要な時(shí)期で、中國(guó)も米國(guó)や日本のように成熟した市場(chǎng)になる。ソニーのテレビは中國(guó)市場(chǎng)が細(xì)分化するチャンスをしっかりとつかまえ、中高級(jí)機(jī)の分野での競(jìng)爭(zhēng)力保持に努める」と述べた。

2015年以降、中國(guó)テレビ市場(chǎng)には複數(shù)のインターネット系ブランドが一気に流れ込み、価格競(jìng)爭(zhēng)がますます熾烈になった。このような新しい情勢(shì)に直面して、ソニーは同年、中國(guó)市場(chǎng)におけるテレビ事業(yè)は中高級(jí)機(jī)へのモデル転換の道を進(jìn)むことを改めて確認(rèn)。32インチや40インチクラスの製品ラインを縮小し、60インチ以上の4K液晶テレビの市場(chǎng)シェアを維持し、収益水準(zhǔn)をさらに引き上げた。

謝総裁は「6?7年前の成長(zhǎng)途上にあった市場(chǎng)とは異なり、今の中國(guó)テレビ市場(chǎng)はすでに高度成長(zhǎng)に別れを告げ、競(jìng)爭(zhēng)が繰り広げられる市場(chǎng)へと移り変わった。シェア拡大ばかりを追求すれば損失を招くことになる。中國(guó)のマクロ経済の現(xiàn)狀とソニー自身の狀況を踏まえ、ソニーは戦略的選択を行い、プレミアム市場(chǎng)を、すなわち中高級(jí)機(jī)市場(chǎng)を選択した。だが高級(jí)機(jī)だけに特化することはなく、32インチテレビも作り続ける」と述べた。

また、「これからの3?5年間が重要な時(shí)期」だとし、「所得水準(zhǔn)の向上により、中國(guó)も日本や米國(guó)のような成熟した市場(chǎng)と同じように、需要が細(xì)分化し多様化することになる。これはソニーのテレビにとってチャンスであり課題だ。高級(jí)製品を出すのが早すぎれば消費(fèi)者に受け入れられないし、遅すぎれば市場(chǎng)でのチャンスを失うことになる。ソニーは入門製品以外にも、ステップアップ製品から最高級(jí)製品まで幅広くカバーし、中高級(jí)機(jī)をめぐる細(xì)分化された市場(chǎng)チャンスをしっかりとつかまえる」と述べた。

外部では日本企業(yè)の衰退論を主張する人もいるが、謝総裁からみれば、「それは最も重要なことではない」という。謝総裁は続けて、「最も重要なことはターゲットとする顧客層の需要に対応できるかどうかだ。1985年以降生まれの消費(fèi)者はニーズがよりパーソナル化していくとみられるからだ。2015年初めに中國(guó)人消費(fèi)者の海外での大量買い現(xiàn)象が起きたのはなぜかを考えるといい。ソニーの技術(shù)的な強(qiáng)みやブランド蓄積の強(qiáng)みを発揮し、中?高レベルの顧客のロイヤリティを高め、ユーザーに認(rèn)められ、投資家に認(rèn)められれば、引き続き発展することが可能になる」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）