2016年1月14日、一人っ子政策の廃止により中國(guó)では2人目の子どもを持つことが可能になったが、家族の愛(ài)情を獨(dú)り占めしていた長(zhǎng)男長(zhǎng)女の反応は良好なものばかりではない。山東省の小學(xué)校では4年生の児童7?8人が「連盟」を結(jié)成し、弟や妹の誕生に反対した。さらに、弟や妹の存在がストレスとなり體の不調(diào)を訴える児童まで現(xiàn)れている。

中國(guó)紙?新快報(bào)によると、広東省広州市に住む5歳の女の子は頻繁に腹痛を訴え病院を訪れていたが、レントゲンやCTスキャンで検査しても異常は見(jiàn)られなかった。詳しく事情を聞くと、女の子の母親は出産したばかりで、赤ちゃんの世話に追われて女の子へのケアが不足していたという。

同病院の小児科では女の子と同じ狀況の患者が數(shù)人おり、児童心理専門家は、「長(zhǎng)男長(zhǎng)女は弟や妹が生まれたことで両親から愛(ài)情を注がれなくなると心配し、ストレスを感じる。こうしたストレスを発散せずにため込んでおくと體の不調(diào)につながると考えられる」と指摘した。さらに小児科の醫(yī)師は、「両親が変わらず自分を愛(ài)していると分かれば子供のストレスは軽減される。長(zhǎng)男や長(zhǎng)女との時(shí)間をもっと重視した方がいいだろう」とアドバイスしている。（翻訳?編集/內(nèi)山）