2016年1月14日、臺灣のビジネス誌?天下雑誌のウェブサイトによると、臺灣総統(tǒng)選が16日に行われるが、この選挙の結(jié)果によっては、中國と臺灣の関係を左右される可能性があり、不安定ながら8年続いた休戦狀態(tài)も終わりが告げられることになるかもしれないと英エコノミスト紙が報じている。

【その他の寫真】

現(xiàn)職の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は、2008年の就任から中臺関係を促進させ、23件もの合意に署名し、2015年11月には中國の習近平（シー?ジンピン）國家主席との首脳會談も実現(xiàn)させた。しかし、そうした友好促進が今後の中臺関係を見據(jù)えたトライアルのようなものだとすれば、失敗に終わったと言えるだろう。

この半年余り、臺灣獨立派寄りの立場をとる民進黨の蔡英文（ツァイ?インウェン）主席が次期総統(tǒng)最有力候補として高い支持率を得ている。総統(tǒng)選とともに行われる立法院（國會）議員選挙も競爭は激しいものとなっているが、民進黨の呉乃仁（ウー?ナイレン）秘書長はここでも勝利の見通しを示している。

臺灣政治大學選挙研究センターの資料によると、1992年の時點では「自分は臺灣人」という人は18％だったが、現(xiàn)在は59％に増加?！概_灣人でもあり中國人でもある」と考える人は46％だったが、こちらは34％に低下している。

習近平政権下の中國は強硬的な外交姿勢を強めており、「『92年コンセンサス』の存在を認めない」とする蔡氏が次期総統(tǒng)となった場合には、その履行を求めるなど、さまざまな圧力をかけることが予想される。また、民進黨內(nèi)の臺灣獨立派の存在など、中臺関係にとって不安要素が増すことになる。（翻訳?編集/岡田）