2016年1月17日、中國のポータルサイト?網(wǎng)易にこのほど、「これらのものは日本人が発明したものだった」と題する記事が掲載された。これに中國のネットユーザーは「あらゆる面で、中國よりずっと優(yōu)れている」などと日本を稱賛。日本のネットユーザーは「中國の偉大な発明は資本主義の権化、株式市場がある共産主義」などと反応している。

記事は、日本人が発明したものとして、「味の素（うま味調(diào)味料）」「カップめん」「カラオケ」「八木?宇田アンテナ（テレビ放送受信などに利用されるアンテナ）」「さまざまなゲーム機(jī)」「電気炊飯器」「ノートパソコン」「タブレット」「日本の現(xiàn)代語（『社會主義』や『萌（も）え』など中國に逆輸入された言葉も）」などを列挙。

ここ數(shù)年、ノーベル賞受賞者を輩出している日本は、中國でも「さまざまな技術(shù)を生み出す國」として認(rèn)識されていると指摘した上で、どの段階を「発明」と定義するかは見解が分かれるかもしれないが、これらの製品に日本人が多大な貢獻(xiàn)をしたことは間違いないとしている。

この記事を受け、中國のネットユーザーからは「日本はあらゆる面で、中國よりずっと優(yōu)れている」「日本とは人々の尊敬を集める國だ」「これは認(rèn)めざるを得ない」「清朝以降は立場が逆転し、中國が日本に學(xué)ぶようになった」「ゲームの発明が最も偉大だ」などの書き込みが相次いだ。

これに対し、日本のネットユーザーは「中國の偉大な発明はマルクスも毛沢東もビックリ、資本主義の権化、株式市場がある共産主義」「『中華人民共和國』。『中華』以外みな日本語じゃなかったっけ 」「溫水洗浄便座（ウォシュレット）を忘れちゃいけない 」「中國人はもったいないよなぁ。 あれだけの歴史と実績がある國なのにねぇ。 文化大革命のせいだとかいろいろ言われているが、人民そのものが変わってしまった のでしょうか」などとコメント。

その一方で、「中國は、こういう事実を事実として受け止められる人たちが存在するから、こちらも相応の対応を取らざるを得ないんだよな」「とは言っても日本人は古代中國へのリスペクトが強(qiáng)烈だから、向こうから言われるまでもなく尊敬してるよな」などの聲も上げている。（編集/大隅）