<東証株価?年初來3000円安>日銀金融緩和第3弾、市場(chǎng)が期待=海外投資家「弾丸が盡きた印象、即効薬にならず」―注目の28日政策決定會(huì)合

八牧浩行    2016年1月22日(金) 7時(shí)40分

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東京株式市場(chǎng)の日経平均株価の下げが止まらない。21日には1萬6000円ぎりぎりの水準(zhǔn)に沈み、年初からの下げ幅は3000円以上に達(dá)した。世界的な株安連鎖の中で、特に日本株が売られ、日経平均の下げが際立っている。寫真は講演する武者陵司?武者リサーチ代表。

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東京株式市場(chǎng)の日経平均株価の下げが止まらない。21日には1萬6000円ぎりぎりの水準(zhǔn)に沈み、年初からの下げ幅は3000円以上に達(dá)した。世界的な株安連鎖の中で、特に日本株が売られ、日経平均の下げが際立っている。

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原油安や中國経済の減速などの要因のほか、円の対ドル相場(chǎng)が一時(shí)115円臺(tái)に上昇したこともあって、日経平均は大幅安となっている。市場(chǎng)関係者からは苦し紛れの日銀量的金融緩和第3弾を期待する聲も出始めた。ただこの“頼みの綱”も、「弾丸が盡きた印象を與え、即効薬にならない」(海外投資家)と見る向きが多い。

日銀の黒田東彥総裁は21日の參院決算委員會(huì)で、過去2回の量的金融緩和について「所期の効果を発揮している」と述べた上で?日本経済について「ファンダメンタルズ(基礎(chǔ)的條件)は緩やかに回復(fù)している」と強(qiáng)調(diào)、物価についても「基調(diào)は著実に改善している」との判斷を示した。年初からの株安などを踏まえ「金融市場(chǎng)の動(dòng)きが経済や物価に與える影響には十分に注視したい」と言明したものの、従來と同様の説明に終始した。

 

日銀の宮野谷篤大阪支店長は18日午後、支店長會(huì)議後の記者會(huì)見で、追加金融緩和への期待について「追加緩和してほしいと言っているのは証券會(huì)社の人たちであり、企業(yè)はそれほどでもない」と述べた。

渡辺博史國際協(xié)力銀行総裁(元財(cái)務(wù)官)は19日の日本記者クラブでの記者會(huì)見で、「米歐日本がこの6?7年に流動(dòng)性資金を供給、20世紀(jì)の初めの3倍ぐらいの資金が証券市場(chǎng)と先物原油市場(chǎng)に向かった。一昨年から調(diào)整が始まり、3分の1ぐらいが還流されたが、半分以上が殘されている」と分析?!溉浙yが量の拡大という形であまり施策を取るとも見えない」と語った。

こうした中、武者陵司?武者リサーチ代表は19日の日本記者クラブでの講演會(huì)で、「安倍首相はデフレ脫卻と2020年のGDP600兆円達(dá)成に対して強(qiáng)い決意を持っている」と指摘。2012年11月からのアベノミクス相場(chǎng)第1弾、2014年10月からの量的金融緩和第2弾相場(chǎng)に次ぐ、量的金融緩和3弾が打ち出されれば、上昇相場(chǎng)が想定できる、との見通しを明らかにした。

 

次回日銀政策決定會(huì)合は1月28、29日。その行方が注目される。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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