日本の「移住ブーム」が中國(guó)に與えるヒント―中國(guó)メディア

Record China    2016年9月26日(月) 1時(shí)0分

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24日、南方都市報(bào)は、「日本の“移住ブーム”が中國(guó)に與えるヒント」と題するコラム記事を掲載した。寫真は上海。

2016年9月24日、南方都市報(bào)は、「日本の“移住ブーム”が中國(guó)に與えるヒント」と題するコラム記事を掲載した。著者は作家や評(píng)論家として活動(dòng)する周俊生(ジョウ?ジュンション)氏。

周氏は、先日、あるメディアが掲載した「中國(guó)人は都市部へ、日本人は農(nóng)村部へ」という記事を取り上げる。同記事の內(nèi)容は、都市化が進(jìn)む中國(guó)とは対照的に、日本では都會(huì)の喧騒を離れて農(nóng)村へ移住する人が増えているというものだ。統(tǒng)計(jì)によると、昨年に東京を離れた人は37萬(wàn)人以上にのぼり、特に20?30代の若者たちが増えているという。

周氏は、こうした都會(huì)から離れて靜かな場(chǎng)所を求めるという「逆流現(xiàn)象」について、「世界中の多くの大都市で起きていることで、実は中國(guó)でも起きている」と指摘。一方で、日本と異なる點(diǎn)として、「日本では移住者の中心は若者であるのに対し、中國(guó)では基本的に金持ちであること」「日本では生活拠點(diǎn)を地方に移すのに対し、中國(guó)では都市に不動(dòng)産を殘しながら地方に別荘を持つという形であること」を挙げる。だが、周氏は日本で起きている“移住ブーム”が中國(guó)に非常に大きなヒントを與えているとみている。

周氏は、「改革開(kāi)放以降、労働力市場(chǎng)と戸籍制度に生じた変化によって、人々の大移動(dòng)が始まった農(nóng)村や地方都市の若者が大挙して大都市に流れ込み、大都市の深刻な交通渋滯や環(huán)境問(wèn)題を引き起こした。また、今年に入ってから一部の都市で住宅価格が高騰しており、経済のバランスが失われた。高齢化が進(jìn)むにつれ、元々大都市に住んでいた高齢者はますます増加しているが、彼らは人口が都市に集中することで靜かな老後を送ることができないでいる。子どもたちも仕事に追われ、親の面倒を見(jiàn)ることが難しくなっている」などと指摘する。

こうした現(xiàn)狀でヒントになるのが日本だという?!付际胁郡胃啐h者が地方に移住するのは悪くない選択肢。上海ではそのような流れがすでに起きている。結(jié)婚する子どものために住んでいる自宅を譲り、自分たちは地方都市に新たに住宅を購(gòu)入するという高齢者も少なくない。初めはやむをえずという気持ちかもしれないが、自然を感じられる環(huán)境での生活に快適さを見(jiàn)出す人もいる。政府が政策として補(bǔ)助すれば、高齢社會(huì)における老後の生活の新たな道筋になると同時(shí)に、大都市の飽和狀態(tài)も緩和されるのではないか。一定の規(guī)模になれば、不動(dòng)産市場(chǎng)にもプラスの影響をもたらすだろう」とみている。

周氏は、「日本の移住ブームは、地方都市が移住者に補(bǔ)助金を支給するなど、さまざまな魅力ある政策を行った結(jié)果だ」と指摘する。NPO法人「ふるさと回帰支援センター」によると、昨年、相談に訪れた人數(shù)は2萬(wàn)人を超え、前年から2倍以上に増えたという。「日本とは國(guó)情が異なり、都市から地方に移住しても同じような福祉が受けられるようにするなど國(guó)の制度面での整備も必要になる」と課題を挙げつつも、「大都市周辺の地方都市が、高齢者が住みやすいコミュニティーを作ることは、さまざまな面でプラスの効果をもたらす」と指摘している。(翻訳?編集/北田

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