2016年1月18日朝、積雪6センチで大混亂に陥った東京や近郊の通勤風景は、韓國メディアやネットユーザーの注目を集めた。

この日の通勤時間帯、京王線や小田急線、東急線など、都心と近郊を結(jié)ぶ路線の駅で入場規(guī)制が行われ、電車に乗ろうとする人たちで駅周辺まで大行列ができた。やっとホームまでたどり著いても、やって來る電車はすでに満員で乗るのも一苦労。構(gòu)內(nèi)放送は「ドアが閉まる前に、立ち止まらず車內(nèi)に入ってください」と呼び掛けた。

韓國?SBSテレビはこうした様子を「地下鉄の乗車戦爭」と比喩、「東京に雪らしい雪が降ったのは2年ぶり。除雪の設(shè)備も足りないため、たった6センチでも都心の機能は完全にまひしてしまう」と解説した。

これに、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「一つうらやましいのは、混雑する駅で、みんなが駅員の指示に従ってきちんと並んでいること。こういうのは僕たちもお手本にしないとね」

「韓國でこんなことになったら、駅員を捕まえてけんかを始める人が出る」

「日本の珍風景から一番感じられるのは、禮節(jié)だね」

「韓國だったら、駅に入った途端に愚癡を言い、後ろから押し、秩序もなく、『政府が対策しなかったせいだから、樸槿恵（パク?クネ）出て來い』とデモが始まり、都市機能がまひする」

「韓國では雪が20センチ降っても車で出かけようとする人がいる。それで車をぶつけると、今度は國のせいにする」

「やっぱり日本は日本だ。みんな怖いくらいに落ち著いている」

「日本人の、列に並ぶ進んだ文化一つ取っても、勉強になるね」

「韓國人だってちゃんと列に並ぶよ。ただ、60代以上のお年寄りが問題だ」

「日本は兵役がないからこうなるんだよ。韓國の男は雪が降った時のシャベルさばきが板に付いてるからね」

「韓國でこうなった場合の様子は想像がつく。自分だけ秩序を守ろうとすると、逆に悪口を言われるに違いない。実に生きにくい國だ」（翻訳?編集/吉金）