日本企業(yè)の社長の土下座に、中國人が注目する理由とは

Record China    2016年1月20日(水) 12時0分

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20日、日本人の謝罪の形に、中國のネットユーザーが注目している。資料寫真。

2016年1月20日、日本人の謝罪の形に、中國のネットユーザーが注目している。

長野県で15日に発生したバス転落事故は、これまでに15人が亡くなる大慘事となった。バス運(yùn)行會社「イーエスピー」の社長らは、16日の記者會見でずさんな管理體制を認(rèn)め、土下座をして謝罪した。この謝罪方法は、中國人にとって見慣れないものだったようだ。

中國のウェブサイト上に、今回の事故と日本の謝罪について紹介した記事がある。記事では、日本の書籍を參考に、日本人の“謝る”という行為には6つの段階があると紹介している。第1段階が「失禮」、第2段階が「御免」、第3段階が「済まない」、第4段階が「申し訳ない」で、段階を踏むごとにお辭儀の角度が深くなっていく。そして、第5段階の「陳謝」では膝をつき、第6段階の「謝罪」では土下座の姿勢がとられている。

日本でも「中國人は謝らない」と言われるが、中國人にもその意識はあるようだ。中國ではしばしば、問題を起こした企業(yè)が公の場で謝罪しないことについて批判の聲が上がり、日本や韓國の企業(yè)が謝罪した過去の事例が引き合いに出される。ある中國人は、「(中國人は)何事も自分のせいではない。自分の都合や考えを強(qiáng)調(diào)することに慣れている」と話す。また、謝罪は自分の非を認(rèn)めることになるので、金銭的な補(bǔ)償を含め、「謝ると損をする」という意識が働くのも一因のようだ。

この件について、ネットユーザーからはやはり中國企業(yè)と比較するコメントが多く、「『形だけ』と言われようが、彼らは少なくともその姿勢だけは示す。姿勢すら示さない國內(nèi)の企業(yè)とは大違い」「これがもし中國なら、責(zé)任のなすりつけ合いが始まる。悲しいかな、我々國民はその冷たさに慣れてしまっている」「中國企業(yè)は永遠(yuǎn)に日本企業(yè)には追いつけない。製品の問題だけではない」といった聲が寄せられている。

記事は、「企業(yè)が問題を起こすことは不可避だが、問題を起こしたときの態(tài)度が被害者や社會の納得を得られるかで、その後の運(yùn)命が分かれる」とし、「日本は社會的責(zé)任の意識が強(qiáng)く、企業(yè)理念にも根付いている。責(zé)任感の自律、健全な法律法規(guī)、世論やメディアの厳しい監(jiān)督のもとでは、日本企業(yè)はこれを逸脫するようなことはしようとしない」としている。(翻訳?編集/北田

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