2016年1月19日、岸田文雄外相は日韓の慰安婦問題が昨年末に合意したことに関連し、「（韓國の）樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領の勇気ある決斷に心から敬意を表す」と発言した。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

岸田氏はこの日、日本國際問題研究所が東京で開いた講演會で、韓國國內(nèi)の政治狀況が困難を抱える中で合意に至ったことに言及、樸大統(tǒng)領と尹炳世（ユン?ビョンセ）外交部長官に謝意を表明した。また、「日本は世代を超えて、過去の歴史と正面から向き合わねばならない」とし、今回の合意內(nèi)容を日本政府が誠実に履行していく方針を強調(diào)した。

両國の合意をめぐっては、元慰安婦の聲や世論を無視して政府が強引に推し進めたなどとして、韓國國內(nèi)で反発する聲が根強い。そうした中で今回、岸田外相から出た「敬意」発言は、韓國政府に対するネットユーザーの怒りを再燃させているようだ。記事には次のようなコメントが寄せられた。

「樸大統(tǒng)領はそのうち日本から爵位でも受けそうだね」

「樸大統(tǒng)領は韓國の人間ではない。必要ないから、日本に連れて行っていいよ。おまけで李明博（イ?ミョンバク。前大統(tǒng)領）もどうぞ」

「樸大統(tǒng)領は、日本人にとっては大統(tǒng)領なのかな？」

「完全に見下された感じで慘めだ。大韓民國の格が…」

「日本が稱賛するのは、韓國にとってとんでもないことをしたという意味だ」

「いつも日本には裏切られてばかり」

「確かに。國を売るという行為には、ものすごい勇気が必要だ」

「外相の発言はこう解釈できる。被害國の指導者が加害國の過ちを忘れようと言うんだから、これ以上のことはない」

「感謝までされるとは、大統(tǒng)領はもう日本の英雄だね」（翻訳?編集/吉金）