2016年1月20日、羊城晩報(bào)が、昨年の中國國內(nèi)市場(chǎng)で國産の粉ミルクが外國産粉ミルクを上回ったと報(bào)じたことに、中國ネットユーザーが反応している。

記事によると、中華全國商業(yè)情報(bào)センターが発表したデータで、昨年1?11月の粉ミルクのシェアトップ10のうち6社が國內(nèi)メーカーだった。市場(chǎng)占有率はこの6社で48．1％にのぼり、外國産は39．9％だった。トップ10に入ったメーカーの數(shù)、市場(chǎng)占有率ともに初めて國産が外國産を上回った。

これまでにも中國人による海外スーパーでの粉ミルク買い占めが報(bào)じられている通り、中國人の國內(nèi)産への信用度は決して高くない。食の安全の問題は中國の庶民たちも認(rèn)識(shí)していることや、過去に「毒入り粉ミルク事件」があったことから、その安全性にかなり気を遣っている人が多い。

今回の報(bào)道に、中國のネットユーザーからは、「市場(chǎng)占有率って、販売數(shù)じゃなくて在庫の數(shù)なんじゃないの？」「（國産は）スーパーの売り場(chǎng)面積が広いだけ」「（國産を）まずは指導(dǎo)部の子どもに飲ませてくれ」（※中國では「指導(dǎo)部は本當(dāng)に安全なものしか口にしない」と思われていることから）「國內(nèi)メーカーの工場(chǎng)長(zhǎng)が自分の子どもに飲ませられるなら、買おうじゃないか」「どっちにしろ、私は國産は買わない」といったコメントが寄せられ、根強(qiáng)い不信感があることをうかがわせている。（翻訳?編集/北田）