2016年1月20日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、オーストラリア華字紙?澳洲日?qǐng)?bào)が中國(guó)人による粉ミルク買い占めの舞臺(tái)裏について報(bào)じている。

オーストラリアの現(xiàn)地メディアではこれまで、転売目的の中國(guó)人による粉ミルク買い占めがたびたび報(bào)じられてきた。転売目的の代理購(gòu)入を行っている人は、シドニーだけで3000人いると言われる。オーストラリア産の粉ミルクを、國(guó)內(nèi)で「絶望」する中國(guó)人の親に転売する行為は、儲(chǔ)けの良い地下産業(yè)になっている。

先日、代理購(gòu)入を行っているという男性がインターネット掲示板に投稿した書き込みから、その舞臺(tái)裏が垣間見(jiàn)える。

この男性は、「最初は中國(guó)國(guó)內(nèi)の親戚や友人のために、安全な粉ミルクを買ってあげていたが、そのうちに商機(jī)を見(jiàn)出した。儲(chǔ)けも良いので魅力的だった」という。男性は代理購(gòu)入によって、週に700豪ドル（約5萬(wàn)6000円）の収入を得ているという。ただし、大変なこともあるといい、「妻は常に國(guó)內(nèi)の顧客と連絡(luò)を取らないといけないし、僕は仕事終わりにスーパーで“仕入れ”をしないといけない。そして夜は慎重に包裝。週末は発送だ」としている。

店は転売防止のために1人が購(gòu)入できる數(shù)を制限しているため、男性はほぼ毎日、何軒ものスーパーやドラッグストアをかけずり回らなければならない。

男性は代理購(gòu)入者たちの“販売戦略”も明かした。豪州では、KaricareとAptamilという人気の粉ミルクがあり、よく品切れを起こす。すると、代理購(gòu)入者らはSNSを通じてまったく知名度のなかったBellamy‘sを中國(guó)の顧客に勧め始める。すると、Bellamy‘sを試してみたいという顧客が増え、一夜にして大人気となる。そして、Bellamy‘sが品切れを起こすと、再びKaricareやAptamilを勧め始める。男性ら代理購(gòu)入者によって、Bellamy‘s の株価は2015年に700％も上昇した。男性は、「Bellamy‘sは私たちに大きな借りがある」としている。

この男性のように、家族や親戚、友人らに送っているうちに大規(guī)模になっていくというのが、中國(guó)人代理購(gòu)入の典型的なケースのようだ。（翻訳?編集/北田）