2016年1月26日、新華網(wǎng)は記事「中國の過剰生産能力淘汰、一つの業(yè)界で40萬人が失業(yè)か」を掲載した。

先週開催された國務(wù)院常務(wù)會議では鉄鋼業(yè)界の過剰生産能力の淘汰が協(xié)議された。過去數(shù)年で9000萬トン以上の製鉄能力を淘汰してきたが、さらに1億?1億5000萬トンの粗鋼生産能力を淘汰する。新規(guī)建設(shè)は原則的には認(rèn)めない方針も決まった。

昨年末に開催された中央経済會議で、過剰生産能力の淘汰は2016年の5大課題の一つに位置づけられている。取り組みが続くなか失業(yè)問題に注目が集まっている。中國冶金工業(yè)計畫研究員の李新創(chuàng)（リー?シンチュワン）院長は製鉄業(yè)界の減産で40萬人が失業(yè)するとの見方を示した。関連産業(yè)の影響を含めれば影響はもっと大きく、社會の安定に影響しかねないと危懼している。

一方、影響は軽微との見方もある。中金公司のレポートによると、今後2?3年で製鉄、炭鉱、セメント、造船、アルミ、ガラスの各業(yè)界で30％の減産を?qū)g施した場合、300萬人が失業(yè)するという。この數(shù)は都市就労者の0．3％に過ぎず、大きな影響はないと結(jié)論づけている。（翻訳?編集/