八牧浩行 2016年1月30日(土) 13時(shí)10分
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英國在住のジャーナリスト?小林恭子氏(寫真左)が日本記者クラブで日英のジャーナリズムについて講演。英國の新聞?dòng)浾撙淦髽I(yè)に対し攻撃的かつ反抗的であるのに対し、日本の記者は禮儀正しく権力者に反抗しない傾向にあると指摘した。
2016年1月28日、英國在住のジャーナリスト?小林恭子氏が日本記者クラブで日英のジャーナリズムについて講演。英國の新聞?dòng)浾撙淦髽I(yè)に対し攻撃的かつ反抗的であるのに対し、日本の記者は禮儀正しく権力者に反抗しない傾向にあると指摘した。英経済紙フィナンシャル?タイムズが日本経済新聞に買収されたことで「批判精神」が薄れるのではないかと危懼する聲が英國で多いという。小林氏は歐州のジャーナリズムに詳しく、「フィナンシャル?タイムズの実力」(洋泉社)を刊行した。発言要旨は次の通り。
英國の新聞?dòng)浾撙戏礃亓Δ蚵钉铯摔?、無禮で攻撃的だ。権力者の噓に対しては「この噓つき野郎」と立ち向かっていく。メディアと権力者の間には17世紀(jì)ごろから激しい対立があり、議會と王室との対立も同様だった。きちっと質(zhì)問し、絶対につるむ(癒著する)ことはない。
例えばアメリカから來た著名映畫俳優(yōu)に対しても積極的に嫌がる質(zhì)問を浴びせ、相手が怒って帰ってしまうこともよくある。日本では記者クラブなどで一緒に質(zhì)問するケースが多いが、英國では新聞?dòng)浾咄郡违楗ぅ啸胍庾Rが強(qiáng)く、同席したがらない傾向もある。
英國では王室に潛入したり、盜聴をしかけたりすることもたびたび。とにかくアグレッシブで、日本の週刊誌ジャーナリズムに近いかもしれない。
日本で特派員として勤務(wù)したことのある英國人ジャーナリストによると、日本の新聞?dòng)浾撙隙Y儀正しく権力者に反抗せず、挑戦しないようだ。日本では自社の新聞社を紙面で批判せず、上司のシグナルを見て書く傾向にあるが、英國では自社の経営陣であっても追及する。
フィナンシャルタイムズ(FT)が日本経済新聞の傘下に入ったことで、(政府や企業(yè)に)「辛口」ではなくなるのでは、との危懼を持つ人が英國では多い。
先日の日経?FT共同取材企畫の安倍首相インタビューは、安倍首相を褒めているような內(nèi)容だった。FTで安倍首相や日本の扱いが大きくなるのではないか?!腹餐〔摹工谓襻幛摔膜い?、個(gè)人的には(FTらしさが薄れないか)心配している。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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