2016年1月27日早朝、中國福建省晉江市で小麥を積んだトラックが橫転し、道路に小麥が散亂。これにより100人余りの周辺住民が小麥を奪い合う事態(tài)が発生した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同日、雨天の影響もあり運転手はハンドル操作を誤り中央分離帯に接觸し、そのまま橫転した。警察はすぐに現(xiàn)場に出動し、運転手にレッカー車や代わりのトラックを手配するよう指示。ところが數(shù)時間後、周辺住民が小麥を奪い合っているとの通報が入った。

警察の応援が現(xiàn)場に到著したころには、100人余りの住民が袋を手に小麥に群がっていた。住民らの影響で道路は渋滯ができクラクションが鳴り響いたが、住民は気にも留めず小麥を拾っていたという。その後警察官の説得により半數(shù)が去ったが、依然50人余りが機會をうかがうようにその場に殘った。晝頃にようやくトラックが撤去され、運転手が現(xiàn)場に殘された少量の小麥の処分を決めようとした矢先、機會をうかがっていた10人余りの住民が一斉に群がり、30分ほどで道路の小麥をきれいさっぱり片づけ現(xiàn)場を去った。トラックには45トン近い小麥が積まれていたが、住民らによって約8トンが奪われたという。（翻訳?編集/內(nèi)山）