2016年1月28日、ロイター通信によると、臺灣の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は同日、南シナ海の南沙（英語名スプラトリー）諸島の太平島を訪れたことについて、平和を推し進めるためだと主張した。

臺灣の馬総統(tǒng)は28日、南シナ海の南沙諸島で臺灣が実効支配する太平島を訪問した。馬総統(tǒng)が訪問計畫を発表した27日、米政府は馬総統(tǒng)が太平島を訪問することは南シナ海問題の平和と紛爭解決にとって助けにならないと述べ、失望を表明していた。5月に退任する馬総統(tǒng)は太平島の訪問を終えた後、記者団に対し、「米國もわれわれも南シナ海問題について同じ方向を向いている」と述べ、「われわれは平和を望んでおり、対立のない狀態(tài)を望んでいる」と主張した。

この報道に、米國のネットユーザーがコメントを寄せている。

「馬総統(tǒng)は在任中に実績をほとんど殘していない。だから最後に南シナ海での領(lǐng)有権を主張した。これは彼にとって大きな政治的遺産となるだろう」

「中國本土の観光客にも開放すればいい」

「米政府は世界を引っかき回したから、米國のことは無視すればいいよ。そうすればうまくいくだろう」

「南シナ海の島々は米國の物ではないということを、米國は理解すべきだ」

「オバマ政権は南シナ海における平和を望んでいないということが明らかになってきた。南シナ海で混亂と対立があれば、米國が解決のための『中心的役割』を擔(dān)うことを口実に利益を得ることができるからね」（翻訳?編集/蘆田）