2016年1月29日、中國メディア?澎湃新聞網(wǎng)によると、安徽省宿州市朱仙莊村で、銀行が貧困家庭の子どもを支援する目的で小學(xué)生30人にそれぞれ1200元（約2萬1600円）を援助したが、小學(xué)校が主催した會食の費(fèi)用を貧困家庭に負(fù)擔(dān)させた問題で関與した役人らが処分を受けた。

問題が起きたのは2015年11月12日。同村の小學(xué)校で援助金の受け渡し式典が開かれ、式典終了後、銀行関係者や村役場、小學(xué)校関係者、援助を受けた小學(xué)生らの86人が會食した。會食では2700元（約4萬8600円）の費(fèi)用が発生したが、學(xué)校側(cè)は事前に援助を受けた小學(xué)生30人の保護(hù)者からそれぞれ200元（約3600円）徴収し、6000元（約10萬8000円）用意していた。會食は銀行側(cè)の提案だが、まさか援助した子どもの保護(hù)者が負(fù)擔(dān)するとは思っていなかったという。

銀行側(cè)から會食の提案があった後、小學(xué)校の教頭は村役場に相談。雙方ともに負(fù)擔(dān)できないとし、村役場の役人は教頭に援助を受けた保護(hù)者から徴収するよう指示。お金は式典の前日に集められたが、教頭は援助學(xué)生の保護(hù)者から徴収したお金を使うことが問題になると懸念し、食事代はツケで処理した。その後記者が當(dāng)日の詳細(xì)について取材していると知った教頭はすぐに6000元を保護(hù)者らに返卻。ところが騒動は12月24日に報じられ、省政府も調(diào)査を開始。今月20日には市や村、教頭など學(xué)校関係者合わせて20人に対し懲戒免職などの処罰が下された。（翻訳?編集/內(nèi)山）