2016年1月31日、中國の掲示板サイトにこのほど、「中國より日本の方がより古代文明國らしい」と題するスレッドが立った。この指摘に中國のネットユーザーは「中國こそ真の古代文明國」などと反論、日本のネットユーザーは「評価されるのはうれしい」などと歓迎している。

スレ主は「中國の伝統(tǒng)文化はほとんど消えてしまった。中國は共産化して以降、文化的には反伝統(tǒng)となり、古い物を破壊し盡くした」と前置き?！附瘠沃袊扦悉铯氦藲垽牍糯êB物以外は、ほとんど伝統(tǒng)文化を見ることはできない。でも日本を見ると、まるで5000年の文化があるかのように歐米人には見える」とつづり、日本の數(shù)々の伝統(tǒng)文化の寫真を紹介した。

これに対して中國のネットユーザーからは「日本はあくまでも古代文明のように見えるだけ。中國こそ真の古代文明國」「日本は春節(jié)（舊正月）を祝わなくなっているのに、伝統(tǒng)文化が殘っていると言えるのか？」「パクリはどんなによく見えてもパクリにすぎない」「歐米人が何を言おうと別に気にしない」などと、スレ主に反発する書き込みが多く寄せられた。

その一方で、「これには反論のしようがない」「確かに中國は伝統(tǒng)文化をしっかりと保護すべきだと思う」 といった聲も少なくなかった。

日本のネットユーザーは「日本で『5000年の文化』と言えば近年話題になっている三內(nèi)丸山とかの縄文文化を含めての話であろう。それが世界的に評価されるのはうれしい」「中國は毛沢東以降でしょう。戦亂に明け暮れ、最悪は文革ですね。文化を壊し知識人を粛清し文化の継承はできなかったのですね」などと反応。

中には「中國の伝統(tǒng)文化は消えてませんよ。中華民國（臺灣）が守ってます。中國の嫌いな臺灣が中國の伝統(tǒng)文化を今も守って『國立故宮博物院』に眠っている。何とも皮肉ですね」との指摘もあった。（編集大隅）