2016年2月14日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國では、個人の努力で社會的?経済的地位を向上させることができると考えている人が毎年減っている。

韓國保健社會研究院が14日発表した報告書「社會統(tǒng)合の実態(tài)診斷と対応策2」で明らかになった。

報告書は、社會の階層移動の可能性に対する認(rèn)識変化を時系列的に見るために、2年ごとに出される統(tǒng)計庁の調(diào)査報告書「社會調(diào)査結(jié)果」を分析。その結(jié)果、「努力すれば自分の世代で社會的?経済的地位が高まる」とする肯定的な回答は、09年が37．6％、11年が32．3％、13年が31．2％と30％臺を維持していたが、15年には22．8％に急落した。

これに対し「階層上昇の可能性が小さい」という否定的回答は、09年が45．6％、11年が54．9％、13年が54．2％と緩やかな増加傾向を見せていたが、15年には61．3％に急上昇した。

また、子ども世代に社會階層が上昇する可能性に対しても、肯定的な回答は09年が48．3％、11年が41．4％、13年が39．6％、15年が30．1％と急減している。

この報道に、韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「真面目に働いて稼ぐことが愚かなことで、楽をして大金を稼ぐことが良いとされる世の中になってしまったことでも分かる。努力が報われない社會ということだ」

「これがまさにヘル朝鮮（自國を卑下する呼稱）たるゆえんだ」

「まだ韓國の現(xiàn)実を理解していない人（努力すれば報われると考える人）が2割ほどいるんだな」

「韓國で最も成功した人生を送っているのが、大企業(yè)、公務(wù)員、公企業(yè)に就職した人ではなくて、資産を持った両親の下に生まれた人であることを見ても分かる」

「大學(xué)にしてもそうだ。お金がないと十分な教育を受けることができず、一流の大學(xué)にも入れない。下層はいつまでたっても下層だ」

「中間層の両親の下に生まれたが、上流階級とは生まれた時から既にスタートラインが違うと感じる。上流階級の何倍努力したとしても手が屆かない」

「どうしてこんな狀態(tài)で革命が起きないのか不思議だ」

「韓國では階層間の移動は自由だ。ただし上から下に行く時だけ…」

「頑張っているのに、こんな記事を見ると力が抜ける」

「お金がお金を生むのが資本主義だ。そもそもお金がなければスタートラインにすら立つことはできない。當(dāng)たり前のことだ」（翻訳?編集/三田）