2016年2月2日、鳳凰體育によると、サッカーの中國(guó)スーパーリーグで初めてプレーした日本人が日中のサッカーについて語(yǔ)った。

【その他の寫(xiě)真】

元日本代表監(jiān)督の岡田武史氏やトルシエ氏など、日本にゆかりのある監(jiān)督はすでに何人も中國(guó)スーパーリーグで指揮をとっているが、日本人選手が中國(guó)のリーグでプレーすることは稀だ。

楽山孝志さんは、中國(guó)リーグで初めてプレーした日本人選手と言われている。楽山さんは1980年生まれの35歳。日本では、ジェフユナイテッド市原（當(dāng)時(shí)）、サンフレッチェ広島でプレーし、その後、ロシア2部のクラブを経て、2011年に元日本代表の巻誠(chéng)一郎とともに中國(guó)スーパーリーグの「深セン紅鑽」に入団した。2013年に現(xiàn)役を退き、現(xiàn)在は深センでサッカースクールを運(yùn)営している。

楽山さんは、「中國(guó)に來(lái)たばかりの時(shí)はサポーターから『小日本のバカ野郎』とののしられたけど、2年目には『楽山孝志のバカ野郎』になった。自分の名前を覚えてもらってうれしかった」と語(yǔ)る。日本人が中國(guó)で“特別な扱い”を受けるのは避けられないことだが、自身が運(yùn)営するサッカースクールにはこうした問(wèn)題はないという。

「ほとんどの親御さんは日本人の教育方式を受け入れている。だからこそ、ここを選んでいる」という。日中の子どもの違いについて、「相対的に日本の子どもの方が素養(yǎng)が高い」とし、あいさつや集合時(shí)間を守るといったことを例に挙げ、「中國(guó)の子どもは遅れてもゆっくりやってくるが、これは良くない。サッカーはチームスポーツですから」と話した。楽山さんは、「私のサッカースクールではサッカーは二の次。人としてどうあるべきかが最も重要です。人ができていなければ何をやってもうまくいきません。なので、あいさつや教養(yǎng)が非常に重要なのです」と語(yǔ)った。

日中のサッカーの最大の違いについては、日本が幼少期から育成プログラムを組んでいるのに対し、中國(guó)では各年代がそれぞれ孤立していることを挙げた?！钢袊?guó)の少年サッカーでは、多くのコーチがサッカーを知らない。どうしてこの練習(xí)が必要なのかということを自分たちも説明できない。中國(guó)のユースチームには技術(shù)も身體能力もあるのに、いつ、どこでその技術(shù)を使えばいいかを知らない」。楽山さんはこれこそが、中國(guó)の少年サッカーが後れている原因だと考えている。（翻訳?編集/北田）