2016年2月3日、米華字メディア?僑報(bào)によると、ハーバード大學(xué)卒で、中國(guó)で6年間生活した経験を持つ米國(guó)人Matt Hartzell氏が、インターネット上で中國(guó)人を?qū)澫螭恕该状蠼y(tǒng)領(lǐng)選、あなたなら誰(shuí)に投票しますか？」と問(wèn)いかけた。

Hartzell氏のこの調(diào)査には、約2500件の回答が寄せられた。結(jié)果は、ドナルド?トランプ氏（共和黨）が38．9％、ヒラリー?クリントン氏（民主黨）が30．6％、ジェブ?ブッシュ氏（共和黨）が10％などとなった。しかし、その後に候補(bǔ)者名を伏せた狀態(tài)で政治的立場(chǎng)だけを見(jiàn)せて選んでもらうと、最初の回答で58％の票を集めた共和黨は33％に減少。トランプ氏の支持率は18％に激減した一方で、クリントン氏とバーニー?サンダース氏の民主黨候補(bǔ)者がそれぞれ最初の回答から15％と12％、支持率を上げた。

Hartzell氏によると、回答したネットユーザーのほとんどが“穏健派”で、共産主義者や自由主義者は一定程度いたものの、保守派はほとんどいなかったという。Hartzell氏は、「極端な自由主義や共産主義が多い場(chǎng)合はデータに問(wèn)題が出るが、今回の調(diào)査データに問(wèn)題はなかった。これは中國(guó)の実際の狀況と同じ」とした上で、「過(guò)去にネットユーザーと討論した際には、彼らの視點(diǎn)はやや保守的だと感じたが、今回の調(diào)査では自由主義あるいは権威主義者の可能性をより強(qiáng)く感じた」としている。

調(diào)査を行った理由についてHartzell氏は、自身は政治に関心の強(qiáng)い社會(huì)學(xué)者であるとし、「中國(guó)の審査制度では中國(guó)のネットユーザーとネット上で政治的な問(wèn)題を討論するチャンスはないが、米國(guó)の政治問(wèn)題ならある角度から障害を乗り越え、中國(guó)のネットユーザーの本當(dāng)の見(jiàn)方を観察できると思った」としている。なお、Hartzell氏が中國(guó)のインターネット掲示板で行った今回の調(diào)査も、後に削除されている。

Hartzell氏は、「私は中國(guó)に長(zhǎng)い時(shí)間と労力を費(fèi)やしてきており、中國(guó)の未來(lái)に非常に注目している。良好な教育を受けた中國(guó)の若者の考え方を理解することは意義のあることだ」と話している。（翻訳?編集/北田）