2016年2月5日、中國國営テレビ（CCTV）は、昨年8月12日に天津で起きた爆発事故の最終的な調(diào)査結(jié)果を伝えた。

【その他の寫真】

中國國務(wù)院の調(diào)査で、この事件は「非常に重大な安全責(zé)任事故である」と結(jié)論付けられている。事故による最終的な死者は165人（公安の消防隊員24人、天津港の消防隊員75人、公安警察11人、事故企業(yè)および周辺企業(yè)と周辺住民55人）、不明者は8人、負(fù)傷者は798人とされた。このほか、304棟の建物、1萬2428臺の自動車、7533個のコンテナが損壊した。経済損失額は直接的なものだけで68億6600元（約1236億円）とされている。

事故の直接的な原因は、「瑞海國際物流有限公司の倉庫で保管されていたコンテナ內(nèi)のニトロセルロースが部分的に乾燥し、高溫などの影響で自然発火し、硝酸アンモニウムなどの危険化學(xué)物質(zhì)の爆発を引き起こした」とされた。調(diào)査グループは、著しく法律法規(guī)に違反した同社に事故の責(zé)任があるとしている。公安機関は企業(yè)関係者24人を、検察機関は行政関係者25人を強制的に捜査したほか、調(diào)査グループは調(diào)査した市の責(zé)任者ら123人のうち、74人についての処分を求めている。

また、今回の事故で、爆発の中心地域および周辺地域の大気、水質(zhì)、土壌の汚染が確認(rèn)されたが、「天津渤海灣の海洋環(huán)境には影響は出ておらず、環(huán)境汚染による中毒者や死亡者は出ていない」としている。

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