2016年2月6日、中國(guó)メディア?威鋒網(wǎng)は、日中間で新幹線と高速鉄道の受注競(jìng)爭(zhēng)が激しさを増す中、「日本の新幹線はどのように世界から受注しているのか」について紹介する記事を掲載した。

記事はまず、昨年に米テキサス州の高速鉄道建設(shè)で日本のJRがパートナーになることが決まったことをきっかけに、ますます多くの國(guó)が日本の新幹線方式の導(dǎo)入を望んでいると紹介している。例を挙げると、インドは最大都市ムンバイと工業(yè)都市アメーダバードを結(jié)ぶ高速鉄道に新幹線方式の採(cǎi)用を決定。タイも昨年、導(dǎo)入を決定したほか、マレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結(jié)ぶ高速鉄道計(jì)畫(huà)でも日本に対する期待は高いようだ。

また、記事は日本が昨年、リニアモーターカーの最高速度の記録を更新したことや、安倍首相が米ワシントンとボルティモアを結(jié)ぶリニア新幹線の建設(shè)を推進(jìn)していることにも紹介している。一方で、「もちろん、日本は高速鉄道技術(shù)を持っている唯一の國(guó)ではない」とし、中國(guó)上海で04年以來(lái)、リニアモーターカーの運(yùn)営が行われてきたことや、西歐の國(guó)々でも長(zhǎng)年、高速鉄道が運(yùn)行されてきたとした上で、「では、新幹線は何が違うのだろうか？」と疑問(wèn)を提起している。

その回答として、「過(guò)去50年間、新幹線は一度も死亡事故を起こしていない。それだけでなく、新幹線は驚くべき耐震技術(shù)を有している。これは、日本にとって最も重要なポイントだ。米カリフォルニア州、チリ、インドネシアなど、地震が頻繁に起きる地域ではこうしたインフラを強(qiáng)化する必要がある」と説明。さらに「新幹線の平均遅延時(shí)間はわずか6秒で、これも非常にハイレベルだ」と指摘している。一方で、「（新幹線方式は）米國(guó)にとっては導(dǎo)入のコストが高いことが爭(zhēng)點(diǎn)の一つとなっている」としている。（翻訳?編集/北田）