2016年2月9日、北朝鮮の核?ミサイル開(kāi)発に詳しい宮本悟?聖學(xué)院大學(xué)教授が日本記者クラブで講演した。北朝鮮の核弾頭ミサイルが米國(guó)まで到達(dá)するようになる可能性がある」とした上で、米國(guó)が日本や韓國(guó)を北朝鮮の攻撃から助けた場(chǎng)合、「米本土が核ミサイル攻撃され、米國(guó)市民數(shù)十萬(wàn)人が犠牲になる危険がある」と指摘。その場(chǎng)合、「日米同盟は破たんする」と警告した。

北朝鮮が核弾頭を搭載した長(zhǎng)距離ミサイルの開(kāi)発を進(jìn)め、ミサイルに搭載できるまで核弾頭の小型化に成功したと主張していることについて、宮本教授は「地球の裏側(cè)の米國(guó)に到達(dá)させるためにはもっと軽量化する必要がある」としながらも、「北朝鮮の核弾頭はミサイルを積めるほどに小型化されている可能性がある」と指摘。北朝鮮政府が大陸弾道ミサイルシステムの構(gòu)築に著手していることを明らかにした。

その上で、同教授は「北朝鮮の核弾頭ミサイルが米國(guó)まで到達(dá)するようになれば、米國(guó)が日本や韓國(guó)を北朝鮮の攻撃から助けた場(chǎng)合、米本土が核ミサイル攻撃され、米國(guó)市民數(shù)十萬(wàn)人が犠牲になる危険がある」と指摘。そうなれば「日米同盟や日韓同盟は破たんする」と警告。日本政府が地上配備型地対空誘導(dǎo)弾「PAC3」部隊(duì)を配備し、北朝鮮のミサイルを迎撃する態(tài)勢(shì)をとったのは「日米同盟を守るためだ」と強(qiáng)調(diào)した。

北朝鮮は今年1月初旬に4度目の核実験を?qū)g施したのに続いて、2月7日、長(zhǎng)距離ロケットを発射した。同國(guó)は人工衛(wèi)星打ち上げが唯一の目的だとしているが、米國(guó)をはじめ各國(guó)は、國(guó)連決議が禁止するミサイル技術(shù)の実験と批判している。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見(jiàn)。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。