2016年2月13日、韓國(guó)のインターネット掲示板にこのほど、「韓國(guó)と日本の最低賃金とそれに対する違い」と題するスレッドが立った。スレ主の「どちらの國(guó)が正常なのか」との問(wèn)い掛けに、韓國(guó)のネットユーザーは「どうしてこんなに異常な社會(huì)に」などと嘆き、日本のネットユーザーは「考え方が根本的に違う」などと反応している。

スレ主は、韓國(guó)の最低時(shí)給（16年）が6030ウォン（約600円）なのに対し、日本（東京）の最低時(shí)給（15年10月改訂）は907円で、両國(guó)ともこれを守らない事業(yè)者が多いのが現(xiàn)実だと指摘。

しかし、考え方は異なるとして、韓國(guó)では「仕事をどれだけしようが、最低分さえ払えば奴隷のように使っても何も言えまい。嫌ならやめてよい。君以外にも奴隷は多い」との認(rèn)識(shí)で、日本では「こんなに頑張ってくれるのだから、労働量に見(jiàn)合った分は払うべき」という認(rèn)識(shí)だと主張している。その上で「歴史的な感情は置いといて、一體どちらの國(guó)が正常なのだろう」と疑問(wèn)を投げ掛けている。

これを受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「韓國(guó)はどうしてこんなに異常な社會(huì)になったんだろう。土地が高いから？不景気だから？それは日本も一緒のはずなのに。どこで間違えたのか、何をどう直せばよいのか分からない」「韓國(guó)と外國(guó)では最低賃金の見(jiàn)方が違う。韓國(guó)：これだけ払えば犬のようにこき使ってよし、外國(guó)：とりあえず、これだけは払ってから始めよう」など、最近の閉塞（へいそく）感を象徴するような書(shū)き込みが寄せられた。

さらに「韓國(guó)の中産層は完全に崩壊しつつある。大企業(yè)は常時(shí)解雇（＝定年以前に解雇されること）、中小企業(yè)は最低賃金未満、若者は公務(wù)員にしがみつく。専門(mén)職も二極化して、貧富の差はますますひどくなるだろう。それよりも大きな問(wèn)題は、解決を『移民』に求めていること。これでは賃金が上がる訳がない」との悲痛な聲も飛び出した。

一方、日本のネットユーザーは「最低時(shí)給の考え方が根本的に違うな。日本はほとんどが最低賃金より上。だから物価水準(zhǔn)の比較に使う。韓國(guó)はほとんどが最低賃金以下。だから所得の比較に使う」「最低時(shí)給を守らなければ処罰の対象だろ、そして最低時(shí)給で求人募集をしてたら電話すらかかってこないし面接を受けに來(lái)る奴なんて誰(shuí)もいない」などとコメント。

韓國(guó)の現(xiàn)狀に関しては「こうやって、韓國(guó)人がどんどん日本にやって來(lái)て増殖するのが恐い。反日なのに、なんで日本に來(lái)るのかね」「いいから來(lái)ないで」などと警戒している。（編集/大隅）