2016年2月15日、羊城晩報によると、不景気が続いている韓國で、「お金持ちになりたい」という希望を?qū)殼袱擞殼谷摔瑝垽à皮い搿?/p>

韓國企畫財政部の寶くじ委員會が4日に発表した統(tǒng)計資料から、2015年の寶くじ売上総額は3兆5600億ウォン（約3200億円）に上り、過去12年で最高額を記録したことが明らかになった。韓國では11年以降、寶くじの売上額が5年連続で3兆ウォン（約2700億円）を上回っている。

しかし、寶くじの売り上げがあまりに増えていることに、韓國政府は懸念を示している。人々の投機的な心理を助長するとして、政府は寶くじに規(guī)制をかけてきたが、リーマンショックで深刻な不景気に見舞われた08年から再び売り上げが増加した。

専門家や寶くじ関係者からは、寶くじブームが起きる主因は不景気だとする見方が出ている。ギャラップの調(diào)査によると、寶くじの主な購入者は低所得者というわけではなく、多くが月収300萬ウォン（約27萬円）以上だった。大邱大學(xué)の社會學(xué)者は「給與だけでは老後の不安が解消できず、先行きが不透明な現(xiàn)実に直面した人々が寶くじに希望を託している」と分析している。（翻訳?編集/岡田）