2016年2月16日、中國(guó)では近年腐敗撲滅の活動(dòng)が活発で、多くの官僚が汚職により処罰された。こうした中でも役人の関係づくりに賄賂はよく利用されているが、送る手口が巧妙化している。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

2015年だけでも8萬(wàn)件余りの汚職事件が発生し、9萬(wàn)人余りが取り締まりを受けた。汚職の現(xiàn)狀について公務(wù)員になって10年たつという匿名希望の情報(bào)提供者は、「今は賄賂の受け渡しも手が込んでいる。職場(chǎng)や自宅は監(jiān)視の目があるため、人気のない場(chǎng)所で落ち合う。雙方が同時(shí)に現(xiàn)れることはせず、賄賂を渡す方が車に賄賂を置きそのまま立ち去り、後に來(lái)た方が車の中に置かれた賄賂を受け取るという方法も用いられている」と紹介した。

こうした汚職は官僚のみならず村役場(chǎng)単位でも橫行しており、専門(mén)家からは「根絶させるには根元の汚職から取り締まるべき」との指摘も聞かれている。（翻訳?編集/內(nèi)山）