2016年2月17日、今年に入っても、外國(guó)人の訪日ラッシュが続いている。日本政府観光局（JNTO）によると、2016年1月の訪日外國(guó)人數(shù)は前年同期比52%増の185萬(wàn)人となり、1月として過(guò)去最高を記録した。中國(guó)株や人民元が下落したため、中國(guó)人の訪日客數(shù)に影響が出るのではないかと懸念されたが、前年同月の2．1倍の47萬(wàn)人に急増した。春節(jié)（舊正月、2月7?13日）でも活況が継続、観光地や繁華街は中國(guó)人であふれかえった。中國(guó)では、春節(jié)に関連した學(xué)校休暇の始まりが昨年より約1週間前倒しの1月20日ごろからとなり、家族旅行が増加したという。

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1月に國(guó)籍別でトップに立ったのは前年比43％増の韓國(guó)で、51萬(wàn)4900人。2位の中國(guó)に続いて、臺(tái)灣が前年比47％増の32萬(wàn)人、香港が42％増の12萬(wàn)5000人。これら東アジア4カ國(guó)だけで全體のシェア77％を占めた。

2月も勢(shì)いは続き、春節(jié)関連の訪日客は好調(diào)だった。ただ、従來(lái)目立った家電など大型商品の“爆買(mǎi)い”は、やや影を潛めつつあるようだ。1人で炊飯器や洗浄機(jī)能付き便座を大量買(mǎi)いする傾向は後退し、消耗品や醫(yī)薬品の購(gòu)入、體験型旅行を楽しむ人が増えているという。

17日の東京株式市場(chǎng)では、インバウンド（訪日客）需要の恩恵を受ける、デパートやドラッグストア、化粧品會(huì)社など銘柄が買(mǎi)われた。市場(chǎng)筋は「想定していた以上に訪日客の勢(shì)いが強(qiáng)かった」と見(jiàn)ている。(八牧浩行)

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見(jiàn)。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。