2016年2月16日、韓國のテレビ局SBSは韓國の児童虐待の申告率が日本や米國に比べて低いと伝えた。

近年、韓國では児童虐待の件數(shù)が増えており、自分の子どもを殺害するなどその兇悪さもエスカレートしている。韓國犯罪研究所のキム?ボクジュン研究委員によると、韓國では子どもに対する身體的暴力を虐待と捉えるが、言葉の暴力や學(xué)校に通わせないなどの行為は虐待とは捉えていない傾向があり、近所でこのような虐待があっても隣人が通報(bào)することが少なく、韓國の児童虐待通報(bào)率は29％にとどまっている。

一方、日本は68％、米國は60％と韓國の2倍以上になっている。また、英國や臺(tái)灣などでは児童虐待を発見した場合、教師や醫(yī)師でなくても、近所の人がすぐに報(bào)告することが義務(wù)化されているなど、隣人による児童虐待の監(jiān)視が強(qiáng)化されている。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓國は家族のことは家族の中で解決しなければならないと考える傾向があるから…」

「法の強(qiáng)化が必要だ。警察は児童虐待の申告を受けたら、親が言うことだけを信用せずに徹底的に調(diào)査する必要がある」

「儒教的な考え方では、善悪ではなく、年齢が上の人が正しいとすることに問題がある。年を重ねた人が必ずしも人格が優(yōu)れているとは言えない」

「親をまるで君主のように、絶対的な存在であるかのように見ることに問題があると思う」

「今の30?40代の親は學(xué)校や家庭で暴力を日常的に受けて教育された世代だ。先生は棒を持って生徒を監(jiān)視し、親たちも子どもを毆って教育した。そうして育った子どもたちが今親となって、同じようにしている」

「日米のような先進(jìn)國と比べたら遅れているのは當(dāng)然だ」

「日本の児童虐待申告率は本當(dāng)に高いな。日本の國民意識(shí)を?qū)Wばなければならない」

「韓國が情の厚い國というのは過去の話だ。いまは利己主義が幅を利かせる國になってしまった」（翻訳?編集/三田）